約 2,619,865 件
https://w.atwiki.jp/konpaku_yomu/pages/36.html
vsパチュリー パチュリー攻略wiki 妖夢では対応できるまでつらい JC、Cの火の玉をグレイズして殴れればコンボ確定なので友人に手伝ってもらって消しつつコンボいれる練習をするといい。最初は距離調節が難しいが慣れれば対応できるようになる。 グレイズを見せてC射に対してコンボを決めると相手もだいぶ警戒するようになる。 AA- Aは連ガではないのでエメラルドシティをセットされている場合は高確率で割りこまれる。 相手のカードゲージが溜まっていて、ロイフレがある時はできるだけ空中へは行かない。地上でも霊力を減らしすぎないように行動。 固められたらガード中にダッシュ連打で基本OK。パチュ側はこれをつぶす選択肢は最低空J6Aしかない(はず) 2Bでふわふわ浮いてるパチュに射撃を当てにいくのも重要。C射をうまくグレイズしながら出していくと、パチュも地上に降りざるをえなくなる。 ふわふわ浮いているパチュには、打撃やjCを見てから成仏入れてお仕置きしてあげよう。 Cの対空やjC>jサマーでタイミングをずらして打撃にカウンターを狙ってくる相手もいるのでそこは読み会いで。打撃スキルは無いからグレイズしたら強気に。 反射は勿論のこと、奇び半身のレベルを上げるとCを消しながら進んでくれるから試してみる価値あり、かも。
https://w.atwiki.jp/orz1414/pages/202.html
■パチュリー4 今日も不健康だタバコがうまい。 などと考えつつ赤と白の庭でただボーっとしていた。もち、右手にタバコ、左手は携帯灰皿で。 「しっかし」 すう、と煙を肺に入れる。 「なんで彼女に惚れたんだろ……」 煙交じりのため息と共に呟いた。 彼女、とは俺の勤める地下図書館の主のこと。 詳しい話は省くとして、こういう経緯を経て俺は彼女を好きになった。 ・館内周り→地下図書館 ↓ ・紫色の少女を見てズキュウゥゥゥゥン(否キス) ↓ ・としょかんきんむ にしろ!おれは あいつの そばにいるんだ! 三番目でメイド長さんにどつきまわされたのはぜんぜんよくない思い出だが。 そして図書館勤務について少し経った頃、驚愕の事実が言い渡された。 「紫もやしは……喘息だったんだよ!」 「な、なんだってー!?」 よりによって喘息だなんて……ヘビーではないが愛煙家の俺にとってはかなりのショックだった。 そんな感じで一応司書のこぁさんにのみ喫煙者だと教え、たまに休憩を取らせてもらってる。 「……って う お っ あ ち っ !!!」 思考にふけったせいでタバコに火がついたままだということを忘れ、火傷しかけた。 「……何やってるの、貴方」 指をふーふーしていると後ろから声をかけられた。 て言うか今の声ってただの聞きまちが いだよね幻聴だそうだよでもこれって 犯罪者の言い訳っぽいな「幻聴なんで す!誰かがこうしろっていったんです!」って 「パパパパチェ萌え、じゃないパチュリー様ぁ!?」 「まったく……いつもいつもどこかに消えると思ったら……」 「いや、それはその……たまには外の空気が吸いたくて」 「それが『外の空気』?」 タバコを指差され、しまった!とすぐに後ろに隠したがもう遅い。 魔物に見つかった後にコインをくわえる様なものだ。 「小悪魔から聞いたわ。喫煙者なんですってね」 「……はい」 ああ、もう駄目だ。よく考えればこぁさんは彼女に召喚された身。強制的にでも喋らせる事はできる。 「だったら、館の喫煙所を使いなさい。灰皿も完備されてるわ」 ……へ? 「言っておくけどここは勤務が過酷なせいかタバコを吸うメイドも少なくないわ。 だから館内には喫煙所もあるしタバコの売店もある」 ああ、なるほど。……って 「じゃあいつもいつも庭に来てこっそりタバコ吸ってた俺の気遣いは……」 「無駄」 き、きっぱり言われた…… 「無駄とか言わないでくださいよぉ……パチュリー様のためだったってのに……」 思わず小さく呟いてしまう。 「私のためって……」 「えあいやパチュリー様喘息だからというか絶対に本に臭いが付くだろうしそれに個人的な感情がほとんどですけど」 「……要約して話す」 ジト目が薄くなる。まずい。 「つまりっ、要はあなたが好きだから迷惑かけたくなかっただけです!」 全てを言うしかないだろう。後はなるようになれ、だ。 「……ふうん」 吉が出るか害が出るか……間違えた。凶が出るか、だ。 「タバコ、やめられる?」 「……無理っぽいです」 よし、振られフラグ確定。……だって、いまさらやめろったって…… 「……なら、私の前では絶対に吸わないこと。それと……」 いったん言葉を切り、唇を重ねた。 「……こういうときに苦いから吸った後は口の中を洗っておくこと」 そんな俺はセブンレボパチュリーメンソール。 5スレ目 108.111 ─────────────────────────────────────────────────────────── パチェなのにパチェじゃないと悩まされる。 つまり彼女は残留思念。 流行には乗り遅れてますよ。 「ごほっ、ごほっ!!」 紅魔館のある場所に響く苦しそうな咳。 「はぁ……」 その後に聞こえたなんとも物憂げな声。 彼は苦し紛れに漏らした。 「なんで俺が―――」 紅魔館の図書館、の途中の廊下。 俺は頭を抱えながら歩いていた。 「はぁ……」 何回ため息をついたかな。 ん? 頭を抱えている理由? 風邪引いたんだよ。 パチュリーが。 一応自他ともに認める病弱っ子だし、喘息持ちで引きこもりである。 しかし! しかしだ。 病弱っ子であるはずの奴は喘息以外の病気なんて滅多におこさないのだ。 しかも逆に調子がいいわーなんて言って俺にストレスというものを押しつけてくる。 そんなパチュリーが風邪を引いたんだ。1ミクロンほどだが驚いてやった。 ま、それだけだったのなら別になんともないし、俺は嬉々としてパチュリーが居ない平和なライフを過ごしていただろう。 看病なんて小悪魔がやってくれるだろうし、うるさい奴がいないからぐだぐだ言われないし。 数日間だけだとは思うがストレスが無い日が続くだろうなー。 なんて思っていた時期もありました。 何を思ったのかパチュリーは看病を俺に任せるなんて言いやがった。 勿論抗議したさ。 だがそんな声もパチュリーには火に油を注ぐ結果になってしまったようで、 「私が決めたの。あなたは黙って従いなさい」 って言われたら逆らえないし、これ以上言ったらなんかやられそうなので黙った。 そういうことで俺はパチュリーの看病をする羽目になってしまったのだ。 ……なんで? とりあえず現在、パチュリーの昼食となる粥を持って寝室へと向かっている。 寝室に入るのは初めてじゃないので緊張も何もせずに入る、のだが。 「遅かったわね」 「何言ってるんだ、昼食取りに行ってから一刻もたってないぞ」 上半身を起こして微熱気味な紅い頬をしているパチュリーは若干、いやかなり不機嫌そうだ。 ……どうせ本が読めないとかそんな理由だろうと思うが。 足元の本を避けてベッドについた俺はパチュリーの膝へと粥を乗せた御盆を乗せた。 「食べ終わったら端に置いておいてくれ、後で取りに来るから」 そう言い残し寝室を出ようとした――のだが、パチュリーはとんでもないことを言ってきた。 「一人で食べろって言うの?」 「……へ?」 一人で食べないならどう食べろと。 「食べさせて」 「……な、なんだって?」 「食、べ、さ、せ、て」 何を言い出すんだコイツは。 自分で食べられるだろうに……俺に食べさせろだって? うーん、これはもしや……。 「なにしてるの?」 「いや、パチュリーの頭のネジをな、探してるんだ」 ゴスッ! 「馬鹿言ってないでさっさと食べさせなさい」 むぅ……こうなったら覚悟を決めるしか無い様だ。 痛む後頭部を我慢しながら粥をパチュリーの所に持っていく。 それを食べるパチュリー。 スプーンを取ろうとして中々取れなかったり早すぎかったり。 そのたびになんかぐだぐだ言われた。 そんなこんなで長々とした時間が過ぎていく。 途中小悪魔と思われる人物が扉を開けてすぐ閉めたような気配がしたがキニシナイことにした。 よーやく食べ終わらせた俺は空っぽになったなべやかんを持って寝室を脱出した。 出る前、 「退屈だとは思うがちゃんと寝てろよ」 全力を出してパチュリーの様態を心配した言葉を投げかけたが、パチュリーは何も答えなかったのが凄まじく怪しかった。 まぁ、そんなことを言うのは結局俺の安泰のためなんだけど。 こんなのが三日四日なんて続いたら死ぬ。色んな意味で。 そんなことを思いつつ、なべやかんを食堂に返し変わりにリンゴなどが乗っかった皿を貰ってもう一度向かう。 病人の世話がこんなに面倒だったとはねー。 ……いや、パチュリーだからかな。 寝室に帰還した俺だが、今度は寝ている可能性もあるので音も立てずに部屋に入り、 そして部屋に入って俺は呆れた。 パチュリーが無理してますよオーラ全開で本をうつ伏せになって読んでるじゃありませんか。 その状況に、流石に温厚な俺も頭の上あたりに十字交差点が浮かび上がるってもんだね。 いやいや、俺のせいじゃないさ。無理をしている紫もやしのせいなんだ。 俺は皿をゆっくりと置き、変わりにHARISENを持った。 そしてうつ伏せ状態でこちらに気付いていないパチュリーの背後に近づき……。 スパーン!! いい音がしたので内心ガッツポーズ。 で、叩かれた本人はと言うと、 「なっ、にすんのよ!」 「これはお前が原因だ!」 「病人にHARISEN振り下ろしておいて何を言っているのよ!」 「やかましい! 口から咳垂れる前にむきゅーと言え!」 この後色々両者共々罵詈雑言を言い合ったが、パチュリーの身体的ギブアップにより終わった。 「覚えておきなさいよ……」 「……そんなに元気があるならもう看病しなくていいだろ」 「ああ……頭が……」 「嘘つけ」 まったくこの魔女は何をしたいんだろうか。 ってか元気じゃないのか? ……まあいいか。追求しても殺されるだけだろうし。 それよりもさっさと仕事を終わらせて平穏な時間を手に入れなければ。 そう思い、俺は置きっぱなしだった皿をパチュリーのところまで持っていき、 「後は自分で食べろよ! それか小悪魔に頼め!」 パチュリーに何も言わせずそれだけを言い残して扉を閉めた。 一応ああ言ってしまったので、小悪魔に手伝ってもらう事にする件を話すと、 「いいですよ」 と快く承諾してくれた。 「それにしても……」 「ん?」 「大変ですね、○○さんも」 こちらの心配もしてくれた小悪魔。 いい子だ。 「まったくだ……パチュリーもなんで俺を指名したんだ……」 「あれ? 分からないんですか?」 「へ?」 「ああいや、何でもありません」 そう言って小悪魔はそれじゃあと言って飛んで行った。 最後のほうの言葉はなんか引っかかるけど、何か考えことでもしてたのだろうか。 その後も色々な事があったのだが、翌日になるとパチュリーはケロリと治ってしまったそうだ。 で、俺はと言うと……。 風邪を移されてしまった。 そして小悪魔に看病されているわけだが。 「なんで俺がこんな目に……はぁ……」 仕事は休めると言っても、この状況じゃ休んだうちに入りません。 でも、パチュリーの呪縛からは一時的に解き放たれるけど。 「あ、私やる事があるので」 「ん? そうか、悪かったな。風邪なんか引いちまって」 「一応代わりを呼んでおきますね」 「頼むよ」 パチュリーとは大違いだ。泣けてくるね。 小悪魔が出て行くと、途端に部屋は静かになった。 久々の平穏にまったりとしていたら、突然部屋の空気が変わった気がした。 どちらかと言うと、危機の方に。 嫌な予感がした俺は、恐る恐る入り口のほうを見てみると……。 「パ、パチュリー……」 しかもなんか手に自然界では表現できない色の液体が! まさか、それを飲ませる気か!? 「勿論」 とかいいながら近づいてくるパチュリー。なんか怖い。 「頑張って作ったのよ」 努力があってもその色の液体は飲みたく無いぞ。 そもそも飲んで治るのか、それ。 「大丈夫、成功したらすぐ治るから」 成功したらってなんだ、失敗するのか? 「八割くらいで失敗するわね」 高っ! 失敗する確立高っ! 俺はそんなのに賭けんぞ! 「うるさいわねぇ」 そう言いながら近づいてきてもうパチュリーとの距離があと少しになってきて、 「くそっ、これじゃあ前と変わらないじゃないか! 誰だ呼んだの、出てこいコノヤロー!」 呪縛からはやっぱり解き放たれてないみたいだった。 そして同日某所。 「輝け!第十八回パチュリー様と○○さんをくっつけよう大作戦会議 in レミリア様の部屋!」 『いえー!!』ドンドンパフパフ! 「司会進行は私、小悪魔が勤めさせていただきます!」 『いえー!!』 「さて、今回は私達○○さんの食事に風邪になる薬を入れる程度しかしてませんが」 「それでも少し進展したんじゃないかしら?(咲夜さん)」 「でもですね、○○さんは全然分かってないみたいです」 「それじゃあ意味ないわね……(レミリア様)」 「それで、次どうします?」 「そろそろ夏が終わりそうだし、今のうちに湖で泳ぐとかどうでしょう?(中国さん)」 「それでいいんじゃないかしら。私は無理そうだけど(レミリア様)」 「じゃあ決定で宜しいでしょうか?」 『いえー!!』 「じゃあ次はどうするか考えましょうか」 これを、彼女と彼は知らない。 5スレ目 201-202 ─────────────────────────────────────────────────────────── ハートZUN軍曹のお言葉に、 >誰からともなく住人へ とありますが、こういうのはいいのでしょうか。 先日、東方ストライク入手したときに、 隣に積んであった本から伝言を頼まれたので、こちらに書いておきます。 パチュリーが可哀想なので。 ====== Dear 貴方様 ご無沙汰しております。 卒爾ながら、今日はお願いがあって参上いたしました。 え、誰てめぇ、ですか? これは申し遅れました。 私は、先日まで貴方様がヴワル魔法図書館で読んでいた本でございます。 何の用だ、ですか? これはこれは、単刀直入ですね。 では、私も単刀直入に。 お願いします。ヴワル魔法図書館にもう一度来ていただけませんでしょうか? 単なる本の身で、このようなお願いをする無礼は百も承知です。 ですが、パチュリー様のために筋違いながらお願いする次第です。 先日、貴方様が私を読み終わられて、図書館に来なくなってから、 パチュリー様はすっかり沈んでしまわれました。 知ってらっしゃいましたか? パチュリー様は、貴方様といると本当に笑顔が絶えないのです。 本を読みながらも、貴方様をちらちら見ていたのです。 最近写された魔道書には、全部の本のページの右隅に、貴方様の似顔絵があるのですよ。 感じてらっしゃいましたか? パチュリー様は、貴方様がいらっしゃる日には、朝からずっとそわそわしているのです。 朝早く起き、まず3時の紅茶の茶葉を確かめ、 スコーンを味見して、それに合うブレンドを作るのです。 アッサム、ダージリン、アールグレイをベースに、 少し胡椒を効かせたスコーンにはアップルティーを多めに、 甘いスコーンにはタイムなどのハーブを入れたブレンドで。 気づいてらっしゃいましたか? 貴方様がいらっしゃるときには、パチュリー様、うっすらとお化粧をしていたのですよ。 そして、貴方様が来る予定のぎりぎりの時間まで、 クローゼットの服を鏡の前で体に当てて、その日の勝負服を決めていたのです。 水色のリボンの時には、ピンク系を中心にまとめ、 赤いリボンには、エメラルドグリーンの服にイエローのアクセントをつけて。 そして、貴方様がいらっしゃるとイの一番に入り口へ行っていたのです。 覚えてらっしゃいますか? いつもパチュリー様が、自ら貴方様を書架まで案内していたことを。 しかも、しっかりと手を繋いで、頬を染めながら。 貴方様がいらっしゃる日には、パチュリー様はいつも小悪魔様に用事を言いつけておりました。 貴方様と2人きりになりたいという、乙女心だったのですよ。 その時には、貴方様が不快に感じられないように、でも意識してくれるようにと、 柑橘系の香水を軽く、振りかけていらしたのです。 顔を赤くして貴方様を待つパチュリー様は、本当に恋する乙女でした。 しかし、貴方様がいらっしゃらなくなって、パチュリー様の至福の時間も終わってしまいました。 しばらくの間は、私を抱きしめながら、 「何で、いるうちに告白しなかったのかしら」 と、ふさぎこんでいました。 最近は、私を読むとも無くめくりながら、壁を眺めているばかりです。 昨日届いた、パチュリー様が貴方様のためにと買われた可愛い服も、 小包から出さないままになっています。 図書館のドアが開くたびに、入ってくる人物を凝視しては、 小悪魔様だと知って嘆息をする、そんなパチュリー様は見るに耐えません。 わが友人の『パチュリーの日記』氏によれば、 パチュリー様の日記には、いつも貴方様のことが書いてあるそうです。 いらっしゃった日はいわずもがな、いらっしゃらなかった日も、 「今日は来なかった」で始まるとのことです。 貴方様が図書館に用事が無いのは知っています。 でも、もし一片の慈悲があるならば、 図書館に来て、パチュリー様に会ってあげてくださいませんか。 よろしくお願いします。 おっと、もうこんな時間ですか。 私がいないと、パチュリー様が大騒ぎしますので、帰らねばなりません。 「この本は、私とあの人を繋ぐたった一つの絆だから……」 とのことですが。 どうか、早く来てください。 僭越ながら、お願い申し上げます。 From ヴワル魔法図書館の一書籍 5スレ目 490 ─────────────────────────────────────────────────────────── その日も図書館で本を読んでいた。 絨毯は厚く埃も多く、喘息持ちでなくても咳き込んでしまいそうになる。 「…… 一冊読み終わり、無言で首を回す。ここの管理人はとかく煩くするのを嫌う。 次の本を持ってこようと席を立つと、対面に座っていたその管理人が、 つ、と少し顔を上げ、右側に積んであった本の山を少し差し出すとまた顔を下ろした。 (この量を戻してきてくれってのか… げんなりする程の量が積まれていたが、覚悟を決めて山に手をかける。 何冊かを束にして持ち上げようとすると、ぺしぺしと机を叩く音が聞こえた。 (私の分も追加の本を持ってきてくれ、か 彼女は基本的に乱読するので、どの本を持っていこうかと悩まないですむのはありがたい。 とはいえ、一応今読んでいる本の題名を確認し、同じような系統の本を選ぼうと考える。 (どれ、なんて本かねえ としゃがむと、ついと本を伏せられた。 なんだろうかと思うが、まあいろいろな種類の本を読みたい気分なんだろうと気にしないことにする。 いや、単なる悪戯か? いくらか本を抱え、のたのたと机に向かう。厚い本は重いし持ちにくくて困る。 上に乗っけた2冊を自分の座っていた場所に置き、残りを向かいの席に運ぶ。 音を立てないように慎重に彼女の左側に置き、ぐしゃぐしゃと頭を撫でる。 驚いたのか本から目を離し、す、と頭を上げこちらを見る。 これは好機とここぞとばかりに頬を撫でると、気持ちよさそうに目を細める。 満足したので自分の椅子に戻ろうとすると、袖を捉まれ、くいくいと引っ張られる。 されるがままに腰をかがめると、胸に顔を押し付けてくる。 愛い奴めと思っていると、さらにぐしぐしと顔を横に振る。 顔を拭きたかっただけかい。それとも眠いのか? 眠いなら寝かせよう。しかし彼女はなかなかベッドに行かない。 体が弱いくせに本を読みながら机に突っ伏して寝る、ので、風邪をひいては大変と毛布を持ってこようとすると、 腕を腰に回され、グイグイと引っ張られる。 どうしたものかと顔を上げて、なんとなく辺りを見回してみる。 よく見ると椅子の後ろが少し空いて、人が入れるようになっている。 ああそういうことか、と合点してスペースに体を滑り込ませようとするとあっさり腕がほどける。 後ろに回り彼女を膝の上に乗せて腕を腹に回し、そのまま顔を肩に乗せた。 5分後、痺れたので足を開いて落としてみた。喜ばれた。 いくつかSSとか書いててわかったんだが、俺文章固いな 5スレ目 729 ─────────────────────────────────────────────────────────── 私がこの幻想郷に来てしまってから長い時間がたった。 今では体も昔のように思い道理には動かなくなってしまった。 若い頃は、危ないと分かってても物珍しさから随分とムチャをしたものなんだが… 氷精をからかって怒らせたり、魔法の森を探索しに行って迷ったり、花畑に突貫しに行ったり… いつもボロボロになってヒーヒー言っていたな。ハハッ 本当に懐かしい、あの頃は珍しいことを聞けばすぐに行動していた。 その度に、館の人達には迷惑を掛け、メイド長には長い説教を聞かされ …ナイフが飛んでくる事もあったな。 それでも、めげずに何回もムチャをやって、何度も怒鳴られて、最後には呆れられて、それが日常となって 笑いながらバカな土産話をするようになって。 だが、そんなバカばかりやっていた頃でも出来ないことが唯一つだけあった。 いや、ちがうな… 出来なかったんじゃない、やろうとしなかったんだ。 ただ、怖かった。 この気持ちを貴女に伝える事が、この日常が変わってしまう事が 『断られたらもうこんなバカな毎日が続けられなくなる…』 そんな本当に愚かで馬鹿なことを本気で考えて、いつもは強気なくせに どうしようもなく憶病で でも、こんな馬鹿な私ですが、この思いだけは誇りたいと思う。 貴方を思ったあの日から、人として長い今までの時間、決して色あせる事の無かったこの思いだけは… 老い先短い私がこの思いを貴女に伝えることはもう無いでしょう 文にしたためる事ももう無いでしょう。 この思いは誰にも伝えず、誰にも悟らせず、私が墓場まで持って行きましょう。 貴女が私のことをどう思っているかはわかりません。 しかし、だからといって怖いわけではありません。 貴女の人生はまだ長い、そこにもう命の短い人間の思いなど背負わせたくはないのです。 貴女は その冷静な考えからよく冷たく見られます。 けれども、私は良く知っています。 貴女が感情表現が苦手なだけで、本当はとても優しい事を 貴女が本を見ているときは、とても表情豊かになることを 貴女は無関心なように見えても誰よりも周りをよく見ていることを だからこそ、貴女がどんな答えを持っていても、貴女は必ず迷うでしょう そして私が死んでしまった後、必ず後悔し悲しんでしまうでしょう。 これは私の我が侭です。 馬鹿で愚かな人間の身勝手な我が侭なんです。 だから、私は誰にも言わずただ一人思います。 あの時からこれまでの時間、そして 死が近いこれからの時間 ただ貴女一人だけに、伝えぬ 弱く、されど 強い思いを 『パチュリー、貴女を 愛しています』 5スレ目 898 ─────────────────────────────────────────────────────────── 紅魔館でクリスマスパーティーをする予定だからとメイド長に 強制的に連れ去られ馬車馬のごとく扱き使われた24時間・・・ よく考えれば、まだまだ時間があるんじゃないかと抗議したいが ・・・した瞬間、間違いなくナイフが飛んでくるんだろうな。 まあ、ひとまず一区切り付いたのでヴワル図書館なら静かかつ比較的安全に休めるだろうと 思い来てみたんだが・・・ 「寒っ!メチャクチャ寒っ!?」 扉の向こうは雪国だった・・・ 「てっ違うだろ!しかも、それはトンネルの向こうだ!!」 「うるさいわよ、いきなり何を叫んでいるの」 図書館の管理者が現れた。 「てっそれも違うな。・・・いや、意味は合ってるか」 「だから何なのよ・・・」 「いや、すまない。何か変な思考が少し」 「クリスマスの準備疲れかしら?」 「ああ・・・それは否定できないな・・・マジで」 「そっそう。・・・・・・薬でも飲む?」 「いや、遠慮しとく 永眠しそうだし」 「魔理沙じゃあるまいし、そんな危険なもの作らないわ」 「うっすまん」 いつものジト目がさらに細くなっている。 「フゥ、まあいいわ。それで何しに来たの」 「少しの間、休ませてもらおうと思って来たんだけど・・・」 「騒がなければ好きなだけ居ていいわよ」 「いや、メチャクチャ寒いんですけどココ」 「ああ、日の光が入らないから室温が上がらないのよ」 「いや、上がらないのよって、寒くないのか?」 「・・・・・・私が何か忘れたのかしら?」 さっき戻ったジト目が また細くなっていく 心なしか部屋の温度が下がった気さえする 「何かって?パチュリーだろ」 「そうじゃなくって」 目を伏せ小さくため息を吐く 「? ああ、魔女だってことか!」 「・・・どうして忘れられるのかとても疑問に思うわ」 「いや~俺にとってパチュリーはパチュリーだし」 「っ///」 パチュリーの顔が一気に赤くなる。帽子で見えないが耳まで赤いことだろう どうやら、不意打ちに弱いようだ・・・ 「どうしたんだ?」 「なっなんでもないわ!」 どうやら彼は、鈍感のようだ・・・ 「しかし、魔女か・・・なるほど魔法か」 「ええ、自分の周りを常温にしているのよ」 「へー 便利だな~」 「・・・何で近づいてくるのかしら?」 「気にしない、気にしない。」 「気になるわよ」 「そうか?ところでちょっとだけ椅子から立ってもらえないか?」 「 ? べつにいいけど」 言われたとおりにその場に立つパチュリー すかさず俺は椅子とパチュリーの間に体を入れ、パチュリーの体の前に手を回し そのまま椅子に座る 「キャッ///」 「あっ本当だ。あったけ~」 「ち、ちょっと何しているのよ!」 「後ろからパチュリーを抱きしめています♪」 「・・・・・・可愛くないわよ」 「・・・・・・自分もやって後悔した」 「それで何で私を・・・その・・・抱きしめているのかしら?///」 「ん~暖を取るため?」 「そう#」 「いやいや、ウソですウソ!」 「まあ、率直に言えば・・・抱き締めたかったからかな」 「・・・まあ、許しとくわ」 「間が気になるけど、ありがとうございます」 それからしばらく経ち、本をめくる音だけが図書館に響いていた 「・・・静かだな」 「・・・そうね」 「でも・・・暖かいな」 「ええ・・・そうね」 「・・・パチュリー」 「・・・なに」 「大好きだ」 「・・・・・・」 私も、大好き・・・よ (省略されました・・・。続きは明日発売の文々。新聞「幻想郷の甘~い!特集」をお買い上げ下さい) 6スレ目 338 ─────────────────────────────────────────────────────────── 図書館の屋根の上で夜空を見ながら煙草を一服。 それが俺のここでの数少ない楽しみの1つだ。 思えば俺がこの幻想郷に迷い込み、紅魔館に拾われて 人手の足りないという図書館で働くようになってから結構経つ。 元々本が好きなせいもあってか、仕事は大して苦にならない。 それに図書館には彼女がいる・・・ と、物思いに耽っていると 「こんな所にいたの」 「ん?」 振り返ると俺にとっての幻想郷での最大の楽しみ パチュリー・ノーレッジが俺を見下ろしていた。 俺は慌てて携帯灰皿に煙草を放り込む。 喘息もちの彼女には煙草の煙は猛毒も同じだろう。 「どうした?外に出てくるなんて珍しいじゃないか。」 「ただ何となく、貴方と話がしたかったから・・・」 そう言うと彼女は俺の隣に腰を下ろした。 何故だろう?いつも持っているはずの物を今は持っていない。 「本は?」 そう尋ねると彼女は 「今は必要ないと思ったから。」 と、これまた珍しい事を言った。 俺はあまり深くは訊かない事にした。 それにしてもこの時期に外でその服装は・・・見ているこっちが寒くなる。 まあ魔女だから魔法でも使って暖はとれるのだろうが 「夜は冷えるぞ」 そう言って、コートを脱いでかけてやる。 「大丈夫よ」 「いいから、見てるこっちが寒い」 そういうと彼女は素直に従った。 何故だか少し微笑んでいるように見える。 それから――2人で他愛もない話をした。 本当にどうでも良いような話。 彼女が時折浮かべる笑顔に俺はドキドキした。 話のネタも尽きてきて、沈黙が流れる・・・ その沈黙の中で彼女の横顔を見ながら思った。 今言わないと2度と言えない気がする。 俺は厄介事は嫌いだ。 だが、今俺は自分からとんでもない厄介事に飛び込もうとしている。 迷いはない。 「パチュリー、俺は君の事が――」 「止めて・・・」 彼女は俺の告白を途中で遮り、俯いた。 「貴方が言おうとしている事は分かってる。 だけど、言わないで・・・ 私と貴方じゃ種族が違う、寿命も・・・私はこれからも数百年生きるけど、貴方は数十年で死ぬ 私は、貴方がさっき言おうとした言葉を聞いたら、たぶん貴方が死ぬ時に耐えられない・・・だから言わないで」 彼女はそう言って悲しそうに笑った それでも俺は―― 「パチュリー、君の事が好きだ!!種族の違いなんか関係ない!!俺は残りの人生を君と過ごしたい!!」 彼女は驚きの表情を浮かべたあと 「勝手な人ね・・・」 そう言って涙を流した 俺は彼女を抱き寄せて、そっと唇を重ねた 唇を放すと彼女は微笑を浮かべて 俺の肩に頭を預けてきた 満月が2人を照らした 6スレ目 365 ───────────────────────────────────────────────────────────
https://w.atwiki.jp/tamakagura_battle/pages/181.html
Aパチュリー タイプ: 炎/水 スキル1.動かない大図書館:相手のスペルが急所に当りません スキル2.魔法を使う程度の能力:特殊スペルでダメージを受けると、ダメージの1/8だけ自分のVPが回復します。 重複弱点(3倍): なし 弱点(2倍): 雷地岩 抵抗(1/2倍): なし 重複抵抗(1/3倍): 炎氷鋼 無効:なし 種族値・同タイプ比較 炎/水 HP 攻撃 防御 特攻 特防 速度 合計 Aパチュリー 80 30 65 150 140 80 545 Dキスメ 110 85 135 30 125 30 515 Tキスメ 95 110 100 30 110 70 515 Aにとり 110 50 90 135 80 80 545 スペル スペル名 属性 分類 威力 命中 消費 詳細 アグニシャイン 炎 特殊 70 100 5 20%の確率で、相手を火傷させます。 プリンセスウンディネ 水 特殊 70 100 5 30%の確率で、相手の命中を1段階下げます。 シルフィホルン 樹 特殊 70 100 5 30%の確率で、相手の特攻を1段階下げます。 レイジィトリリトン 地 特殊 70 100 5 30%の確率で、相手の特防を1段階下げます。 メタルファティーグ 雷 特殊 70 100 5 30%の確率で、相手の速度を1段階下げます。 アグニレイディアンス 炎 特殊 100 100 20 20%の確率で、相手を火傷させます。 ベリーインレイク 水 特殊 100 100 20 30%の確率で、相手の命中を1段階下げます。 フロギスティックピラー 炎 特殊 120 100 40 20%の確率で、相手を火傷させます。 考察 基本評価 紅魔館の図書館に居る喘息持ちの魔法使い 可愛い 喘息持ちという事からかHPが低く防御も低いなので等倍で落ちることもしばしば その代わり高い特攻と特防を備え対特殊ではかなり強い 運用方法 Nパチュリーと同じくやられる前にやるタイプ 特にパチュリー系統最高の火力と速度を持つ Nパチュリーと違う点は一致スキルが無い代わりに特殊スペルに対するVP回復スキルを持ち 低消費なサブでVPを回復させながら確実にとどめを刺すこともできる さらに二倍抜群サブより等倍禁呪の方が火力が出るのでとりあえずで禁呪ぶっぱも可 (過去に等倍禁呪で相手を一撃で屠った事も) ただHPが低いのでVP回復スキルに頼りすぎる訳にいかず、ナイヘも高い特防を生かせないので注意 (H無振りだとる〜ことのナイヘ二発、それ以外でも3発で落ちる) BP振り 基本的にCS極 Nパチュリーと同じく高い対特殊性能を生かしDやHに振るのもあり そしてやっぱりAへのBPは無駄になる 装備候補 火力upC・併用性を持たせるならパチュリーcなどの特殊upCがオススメ 一気に禁呪で焼き払うなら空cも良い 低消費のサブメインで行くならフランcもアリ 先制C・高速に対峙する時が多いなら必須 麻痺によって速度が落ちても何とかなる時がある Aパチュリーの弱点のうち地岩はメイン水が弱点なので運によっては返り討ちにできる 速度上昇C・運命力が低くて先制Cが発動しない場合はこれもあり 抜ける相手が増える 消費軽減C・火力の高い禁呪を連発したい脳筋向け 逆にサブメインで行くなら不要だが ダメージ軽減C・対特殊での受け出し性能を上げることができる 相手が物理の場合意味が無い時があるため注意 復活C・対物理だと一撃で落ちる事も多いので神子cを持たせ特攻させたり 対特殊で妹紅cを持たせて長期戦も狙える というか紙装甲の必須装備 執筆者 二足の草鞋の雷伍(14849)
https://w.atwiki.jp/th_lotuscraft/pages/85.html
パチュリー・ノーレッジ 移動方法 ボーナス レベル HP 攻撃力 防御力 移動速度 射程 攻撃間隔 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 スペル1 火符「アグニレイディアンス」 アイコン タイプ Passive パチュリーの攻撃が命中した相手が継続ダメージを受けるようにする。 レベル クールダウン 射程 範囲 効果時間 対象 効果 1 - - 5秒間 敵 毎秒3ダメージ、防御力無視、5秒間 2 - - 10秒間 敵 毎秒3ダメージ、防御力無視、10秒間 3 - - 15秒間 敵 毎秒3ダメージ、防御力無視、15秒間 スペル2 火金符「セントエルモピラー」 アイコン タイプ Active 指定地点を中心に範囲ダメージを与える。 レベル クールダウン 射程 範囲 効果時間 対象 効果 1 - - 2.0 敵 攻撃力60、スプラッシュ範囲2.0 2 - - 2.5 敵 攻撃力120、スプラッシュ範囲2.5 3 - - 3.0 敵 攻撃力180、スプラッシュ範囲3.0 スペル3 賢者の石 アイコン タイプ Passive 近くに居る味方ヒロインのスペル準備時間を短縮する。 レベル クールダウン 射程 範囲 効果時間 対象 効果 1 - - 味方主 スペル準備時間-10% 2 - - 味方主 スペル準備時間-25% 3 - - 味方主 スペル準備時間-50% ラストスペル 日符「ロイヤルフレア」 アイコン タイプ Active 範囲内に居るユニット・建物にダメージを与える。 レベル クールダウン 射程 範囲 効果時間 対象 効果 1 ? ? 18秒間 敵、建築 0.5秒毎に50ダメージ、18秒間 スキル紹介 火符「アグニレイディアンス」 火金符「セントエルモピラー」 賢者の石 日符「ロイヤルフレア」 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/propoichathre/pages/604.html
パチュリー7 6スレ目 747 彼女は今日もこの広い図書館で孤独に本を読み漁っている。 俺に気付くと、いつものように冷めた目でこちらを見つめてきた。 「あなたも物好きね、こんな本しか無い場所に長年通い続けるなんて」 「君がいるだけでどんな場所も楽園になるのさ」 「チープね……13点」 心持ち視線の温度が下がった気がする。どうも俺にエスプリのセンスは無いようだ。 今日もいつも通り、俺が一方的に話しかけて彼女が煩わしそうに返答するだけの一日が過ぎていった。 まあ結局こんなものか、と思って帰ろうと思い立ち上がると 「今日で49日目、お別れね。この80年、少し楽しかったわ」 唐突だった。俺のことを少しでも気にかけてくれているのが嬉しかった。 「ありがとう、大好きだよ、さようなら」 そう言って、未練を断ち切るように彼女に背を向け、ゆっくりと歩き始める。 「――――Я не могу жить、без тебя」(※1) 「え?」 思わず振り向いてしまう。 「なんでもないわ……さよなら」 それ以降、彼女は本に顔を落とし二度とこちらを向く事は無かった。 ヤーニマグー ジィーチ ビステビャー、か。 いろんな国の人を裁く閻魔様なら意味を知ってるかもしれないな。 そんなことを考えながら俺は図書館を後にした。 最後のはロシア語です。適当知識なので合ってるかは微妙。 何が言いたかったかというと 知識人の彼女は絶対こんな照れ隠しをするに決まってるんだよ!!! 補足 ※1 貴方無しにはいられない。的な意味 ──────────────────────────────────────────────── 6スレ目 766 2月14日 僅かな期待に胸を膨らませつつ、図書館へ向かう。 といっても、幻想郷にバレンタインなんてあるのだろうか? 最大の疑問を残したまま、扉を開いた。 いつも通りの埃臭い図書館 いつも通りのかび臭い蔵書の山 いつも通りの・・・パチュリー・・・。 変わった事は何もない。 全てがいつも通りだ。 「おはよう」 「・・・おはよう」 彼女は本に夢中になっているらしく、顔も上げない。 俺はいつも通り自分の椅子に座る。 な、何の素振りもない。 だが冷静になってみると がっかりというよりは変に期待していた自分が馬鹿馬鹿しくなってきた。 「はあ・・・」 思わず溜息が出た。 「どうしたの?」 「いや・・・別に・・・ただ自分の愚かさに苦悩しているだけだ」 「何よそれ。 頭でも打ったの?」 物凄い呆れ顔だ。 まあ無理もないか。 俺も本のページを開いて読み始める。 一般公開されていないこの図書館では客がそう来る訳もなく 客が来ないという事は、散らかすのも俺とパチュリーと霧雨魔理沙ぐらいであり 要するに先日蔵書の整理を終えていた今日の図書館は、全くと言って良いほど仕事が無かった。 俺は自分の本を読みつつ、パチュリーが読み散らかした本を片付けるという作業を繰り返していた。 何回目かの片づけを終えた後、気晴らしに散歩でも行こうかな、と思って その旨をパチュリーに伝えると 「好きにすると良いわ、どうせ仕事ないし」 とのことだったので、俺は図書館を後にして屋敷の外に出た。 散歩といっても屋敷の敷地をぐるぐる回るだけで、なんとも退屈だ。 「どうせ戻っても仕事無いしな・・・少しぐらいなら良いか」 そう思った俺は門に向かって歩き始めた。 ちょっとぐらい時間潰しても大丈夫だろう。 「よう美鈴!! 調子はどうだ?」 「あれ? ○○さん、仕事はいいんですか?」 「いや、全然無いんだ。 退屈だから少し外の空気を吸いにね」 「そうなんですか。 こっちも今日は侵入者も無く平和です」 「お互いに魔理沙のやつには苦労するな~」 などと雑談していた訳だが、ふと疑問がよぎったので訊いてみた。 こういう時、彼女の人当たりの良い感じは助かる。 この館では貴重なタイプだ。 「なあ、変な事訊くけど幻想郷にはバレンタインって行事はあるのか?」 「どうしたんですか急に?」 「いや、別にどうしたって事は無いんだが・・・パチュリーの奴がくれる素振りも見せないんだよ。 一応俺たちは恋仲というか・・・だからそれでちょっと寂しいなあと」 妙に気恥ずかしい。 美鈴はそんな俺に微笑を浮かべて言った。 「それなら心配する事無いですよ。 パチュリー様、随分前から皆に相談してましたから」 「あいつが?」 「はい。 男の人に喜ばれるにはどういうのが良いかとか。 ほとんど参考にならなかったみたいで、結局自分で考えるようにしたみたいですけど」 「そうか・・・美鈴、ありがとな」 「どういたしまして」 笑顔で手を振る美鈴に背を向けて、俺は足早に図書館に戻った。 「ただいま」 「随分遅かったわね」 ジト目で一睨みされるが気にせず答える。 「ちょっと美鈴のやつと話してたんだ」 「そうなの」 「なんだ・・・妬いてくれないのか?」 「なんで妬かなくちゃいけないのよ?」 それっきり途絶える会話、静寂が2人を包む。 でも視線は逸らさない。 先に目を逸らしたのはパチュリーで、何度も何かを言おうとしては止める。 「何だ? 言いたい事があるならはっきり言えよ」 俺が努めて優しく言うと、彼女は恥ずかしそうな顔で机の下から綺麗にラッピングされた小さな箱を取り出し 「あの・・・これ・・・作ったんだけど・・・」 そう言って手渡してきた。 「よく出来ました」 意地の悪い笑みを浮かべて言う。 「えっ?」 彼女は怪訝そうな顔をしている、発言の意図が読み取れないのだろう。 「いやあ、いつくれるのかな~とか思ってずっと待ってたから」 「知ってたの!?」 「勘でそんな気がしてて、さっき美鈴に聞いて確信に変わった」 耳まで真っ赤にしてうなだれるパチュリー。 「開けて良いか?」 無言で頷く。 丁寧に包装された箱を開くと、中には一口サイズのチョコレートが数個入っていた。 1つ口に運ぶ、彼女にとっては緊張の一瞬。 俺はじっくりと味わった。 「美味い・・・」 「本当? 良かった。 正直なところあんまり自信はなかったんだけど」 彼女の笑顔も相まって更に美味しく感じる。 甘さは的確に俺の好みを捉えていた。 「パチュリー」 「何?」 「ありがとう」 「どういたしまして」 彼女の嬉しそうな笑顔が眩しい。 同時刻、紅魔館門前―― 「邪魔するぜ!!」 白黒の魔法使い、霧雨魔理沙が咆哮し 「やっぱり今日は平和じゃなかった~!!」 門番、紅美鈴は悲鳴を上げていた。 再び図書館―― 最後の一個を食べ終えた俺はパチュリーに訊ねていた。 「俺、こんなに幸せで良いのかな?」 彼女は優しい笑顔で答える 「良いんじゃない? 私も凄く幸せだから。 2人共幸せなら何も問題ないと思うけど」 「そうか・・・そうだな」 そしてゆっくり唇を重ねた。 「ん・・・はぁ・・・甘い」 彼女が吐息を漏らす。 そのまま抱き合っていると・・・ バン!!!! けたたましくドアが開いた。 「本借りに来たぜ・・・って、あれ?」 状況が理解できない魔理沙。 「へっ!?」 同じく状況が理解できないのと、恥ずかしさの余り今にも卒倒しそうなパチュリー。 「魔理沙・・・何でお前はこんなにタイミングが悪いんだ?・・・」 邪魔されてがっかり&呆れる俺。 ちなみに、その後魔理沙によって俺たちがイチャついていた事が言いふらされたのはいうまでもない・・・ 鴉天狗、何しに来た? ──────────────────────────────────────────────── 7スレ目 258 何だよパチュリーいきなりくっ付くなよ。 今PCやってんだから。 え? 何やってんのか見せろって? 別に良いけど。 何? 本当に浮気してないのかって・・・当たり前だろ!! そんな事するわけないじゃないか。 うわっ!! 勝手にマウスいじるなよ。 ってお前!! それ俺の秘密のフォルダ!? 止めて!! 待って!! 開かないで!! 頼む、後生だから!! 待っ―― はい・・・はい・・・俺もそうだと思います・・・。 こういう動画とか画像持ってるのも浮気だと思います・・・。 はい・・・すいません・・・嘘つきました・・・はい・・・すいません。 もうしません・・・それも全部削除して良いです。 あの、そろそろスペカと魔道書しまっていただけませんか? 違います!! 反省してます!! でも、あの、ここで火符とか使われると住むとこ無くなっちゃうんで・・・。 他の住人にも迷惑かけるし・・・色々弁償とかしなきゃいけなくなるんで・・・。 それにパチュリー様もこっちに特に知り合い、いるわけじゃないですよね? だから、それだけはお互い何の得にもならないと思うんです。 だからもう危ないのはしまってください。 ていうかしまって!! 何でも言う事聞くから!! パチュリー? それ金額見てカートにいれてる? いや、確かに欲しい本買ってあげるとは言ったけどさ。 ちょっ!? それ一冊で五千円超えてる!? 待って!! 何でわざわざ文庫化されてるやつ単行本で買うの!? これで最後か、良かった・・・。 あれ、何で俺のパスワード知ってるんだよ!! って、即行で注文確定!? 待てよ、総額いくらだよ!? おかしいな・・・メール見れない・・・注文内容確認できない・・・。 パスワードが違う? ねえパチュリー・・・変えたの? いつ変えたの? そこでダンマリは無いだろ? ねえ、俺どうなるの!? 借金するの!? ねえ!! 数週間後―― 一括配送されてきた本の山が、俺の部屋を埋め尽くしていた。 金額は思い出したくない、俺の私物は数多くパチュリーに売却された・・・。 「俺、こっちに帰ってきてこんな事言うのなんだけどさ、幻想郷に戻りたい・・・」 「私はこっちでの生活をそれなりに楽しんでるけど」 俺はこの一件で、この世界の機械文明が怖い。 「幻想郷じゃなくてもいいから何処か、動画と画像と通販の存在しない世界に行きたい」 彼女は何も答えずに読書に夢中になっている。 しかし、暫くしてゆっくりと口を開いた。 「今度浮気なんかしたら・・・その時は大英図書館買ってもらうから」 本で顔を隠しているせいで表情は分からないが、たぶん真っ赤になっているんだろう。 可愛いやつめ。 もう2度と浮気なんかしない!! しないが・・・。 それは、個人に購入できる物なのだろうか・・・ ──────────────────────────────────────────────── うpろだ197 身体が冷めていく。目を閉じると命の炎が燃え尽きるのが見える気がする。 やけにあっけない人生だった。普通に生きていたつもりが、いきなり普通じゃない場所に来てしまった。 そしてそこの何かに命を食われた。……思い返すとここに来てからロクな目に合ってない。 でもせめて、せめてもう少し生きたい。出来れば元の場所で。なるべく平凡に。 ……いや、高望みもほどほどにしよう。神様、こんな人生歩ませてくれてありがとう。そして死んじまえ。 「……はっ」 気が付くと、辺り一面が本の山だった。……訂正。自分が本に埋もれていた。 「気絶してた、か。……懐かしい夢だったな」 一度目の死。この世界に来て、その後に殺された時の記憶。 正確には死んではいないが。死にかけたところを助けてもらい、そして現在の生を歩んでいる。 本の一部が崩れて光が差し込んだ。そこから見えるのはメイドさん達。 「__ー、生きてるー?」 「あいにくと身体は頑丈なんでね、むしろこれくらいで死ぬほうがおかしいさ」 「今発掘してるからね。動いたら多分……砕けるよ?」 「それはどっちの意味だ?」 「聞かないほうがいいかも」 結局生命の危機に変わりはない、と。 時間はかかったがようやく掘り出され、起こせるようになった身体をパンパンとはたく。 「お疲れさまー」 「そっちもご苦労さん」 掘り出してくれた羽付きメイドさん達に礼を言い、本の山から降りる。 「またやったんですか、__さん」 埋もれていた本の山を見ていると、後ろから声がかかった。 「あ、すいません先輩。仕事増やしちゃって」 後ろにいたのは小悪魔先輩。背中と頭の羽がチャームポイント兼性感帯、らしい。 「そろそろその先輩って言うのはやめてもらえませんか?」 「いや、一応先輩ですし」 「どっちの意味でですか?」 「そりゃ両方に決まってます。ここの従業員として、そして使い魔として」 ……よく考えてみれば、先ほどの『死にかけた』は不適切だった気がする。何せもう九割九分九厘死んでいたから。 残った魂を少し書き換え、魔力を固めて元の体を模した物に入れておく。……言葉にすると単純だがとんでもない事を先輩の主がやってくれた。 そのおかげでこうやって命を永らえたのだ。まあ、多少は勝手が違う部分が出てくるが。 「……でも先輩って言われるとちょっとむずがゆくてそれでいて後輩萌えな感じで……」 ムッハー、と鼻から息を噴き出す先輩。先輩は名前のとおり悪魔の一種。メイドさん達から『この人絶対淫魔だよ』と囁かれていたり。 ……本人は否定してるけどその言動のせいで説得力がなかったりする。 「落ち着いてくださいよ先輩」 「え、あー……そうだ。パチュリー様からの伝言があったんだっけ。……コホン。『__。今日の業務が終わったら私の部屋に来なさい』だそうです」 伝言の内容だけ件の先輩の主……パチュリーさんの声で喋る先輩。 「了解いたしました。ならさっさと片付けないといけませんね」 「……__さんは別の所をお願いします」 「やっぱりですか」 頭を掻く。……これだけの惨事を起こしたなら仕方ないよな。先輩の命に従い、別の所へ向かう事にした。 仕事が終わり、先輩の伝言どおりにパチュリーさんの部屋へ向かった。 「パチュリーさん、__です。小悪魔先輩の言伝により、こちらに参りました」 『入りなさい』 「はい、失礼します」 扉を開けると、その向こうにも本の山。……ここにあるのは図書館には置けないようなとんでもなく危険な本らしい。 本当の意味での魔道書(グリモワール)の中で、彼女は生活している。……とことん本漬けなんだな、と思っていると。 「こっちに来なさい」 パチュリーさん本人はベッドの方にいた。今は上着を羽織っておらず、寝間着のような薄いワンピース一枚だ。 「……それで、どう言ったご用件でしょうか」 パチュリーさんに近づき、そう尋ねると。 「ええ、少し試したい事があってね。……脱ぎなさい」 ……普通の人ならここで「おい、ここは全年齢板だぞ!」とか突っ込みそうだが、俺の場合は違う。 「わかりました」 そう言って制服の上を脱ぐ。上半身をさらけ出し、パチュリーさんに見せた。 胸の辺り……元々心臓があった場所には円を描いた刺青のような模様がある。そこを彼女の指が撫でると。 「うっ……つぅ」 痛みと共に、模様のあった場所から模様の刻まれた球体が半分出てきた。……これが俺の魂の入れ物。言い換えれば核の部分だ。 六角形に並んだ点と三角の模様のうち、逆三角形に並んだ三角の模様全てに指が当てられる。 指をずらし、三角の模様を丸の模様に合わせると……丸と三角が重なり、一つの魔法陣になった。その瞬間、胸の模様が全身にまで広がる。 「っがぁぁっ……!ぐぅぅぅぅっ……!!」 同時に俺の全身に激痛が走り、思わず蹲ってしまう。これは俺が『作り変えられる』痛み。そうわかってる。だけど、この痛みだけは本当に勘弁してほしい。 しばらくして激痛が治まり、ようやく立つ事が出来た。……まだ少々痛みを引きずってはいるが。 「ご苦労様」 「……それで、どういう用件ですか?マスター」 彼女への呼び方が変わったのは俺が使い魔に変化した証。 「これ」 一冊の本を俺に見せた。……恋愛ものの小説。 「ここに書いてある『腕枕』っていうのがどんな物なのかを試してみたかったの」 「そのためだけに、俺を使い魔状態に?」 正直言ってこの使い魔状態……人から人外になった状態……には何度も変化したくない。 身体が作り変えられる際に起こる激痛が一番の原因だ。……例えとしては体中の血液が暴れまわり、血管が破裂しまくっているかのような痛みだ。 その記憶は人間に戻ったときも残っている。……だから嫌だった。 しかし目の前のパチュリーさんはジト目に涙をにじませ、こう言ってくれた。 「だって、__じゃなきゃ……」 前言撤回。彼女を泣かせるくらいならこんな激痛、耐えてみせる。 「……だからと言って、マスター。俺だって……」 「口答え『禁止』」 「うぐっ」 ……ちなみに。使い魔状態の俺はパチュリーさんの命令には絶対に従わなければならない。分類は『許可』と『禁止』の二つ。 口答え、というか自分自身の苦労を伝える事を禁止され、俺の口が止まる。 「それじゃ命令するわ。__。あなたに一晩の腕枕を『許可』する」 そう言ってベッドに潜りこむパチュリーさんに付き添い、彼女の頭を俺の腕の上に乗せる。 「それと。腕枕以外の一切の接触行為を『禁止』する」 ……それなんて生殺し?と言いたいが、禁止されてはどうしようもない。おとなしく従うしかなかった。 「所でマスター」 「何?」 「質問の許可、いただけますか?」 「……ええ、『許可』するわ。何かしら?」 「なんで俺だったんですか?先輩とかメイドさん達とかいるじゃないですか」 「……貞操の危機。こぁは絶対『パチュリー様ぁぁぁぁ!』とか叫びながらどこかの泥棒みたいに飛び込んでくるしメイド達もメイド達で寝たら何されるか」 「……すいません。聞いた俺が馬鹿でした……」 やりかねん。確かにやりかねん。特に先輩は。 「だから、あなた。あなたは使い魔の状態なら私に従ってくれる。それと……男の人の腕枕が試したかったから」 そう言ってパチュリーさんは……えっ? 「……マスター」 「何よ」 「自分から接触するのはいいんですか?」 ……パチュリーさんは、身体ごとこちらを向いて手を俺の胸の上に置き、脚を俺の脚に絡めた。 「さっき口答えは禁止って言ったじゃない」 「これは質問です。……答えを言ってください」 「……だって、いつもと変わらないから。むしろ枕が固くて頭が痛くなるわ」 「まあ、あくまでも恋人同士で愛を深めるためのものですから……寝心地を重視してるわけがないですよ」 「こ……っ!?」 恋人、その言葉を聞いてパチュリーさんの顔が赤くなる。 「やっぱり気付いてなかったんですね。……大体、腕枕をしてくれなんて誘われたら誰だって『おいおい、これってもしかして』とか思いますよ」 「……__は?」 「はい?」 「__はどう思ってるの?」 「俺は、マスターの命令でやってるだけですから……」 「そこじゃない」 パチュリーさんのジト目が細くなる。 「私に誘われてどう思ったか、って聞いてるの。あなたの本心以外の発言は『禁止』よ」 つまりはごまかし無しに俺自身の気持ちを言えって事か。……なんとも酷い人だ。 「……俺は嬉しかったですよ。でも正直言って辛くもありますが」 そうは思っても答えるしか無いが。 「どういう意味?」 「ここまで身体が近づいてるのに、俺だけ何も出来ないのは辛すぎます。……本気で発狂するかもしれません」 近づいている、というか密着している。それなのにこの主は『何もするな』と言う。これを生き地獄と言わずして何と言うか。 「……わかったわ、__。性的な意味を持たないのであれば接触を『許可』するわ」 「ありがとうございます……では、失礼します」 枕にしている腕の肘から先を起こし、パチュリーさんの頭を撫でる。……体勢的に辛いのは仕方が無い事だ。 もう枕にしていない方の手はパチュリーさんの背中を撫でていたから。寝間着のすべすべした感触が少し気持ちいい。 ……しかし、上半身をねじったままというのは辛い体勢だ。疲れを知らない使い魔状態だからこそできる技だが、正直二度とこんなポーズを取りたくない。 「……__?」 「はい、何でしょう」 「さっきの言葉、訂正するわ。ただ寝てただけじゃいつもと変わらない。でも、こうやって触れ合うとその途端に温かい気持ちになれる。愛を深め合うためというのも頷けるわ」 目を閉じて呟くパチュリーさんに、俺は微笑む。 「それは良かった。それでは、おやすみなさい」 「あ、ちょっと待って。あなたにお願いがあるの」 また目を開いたパチュリーさんが、俺にお願いを伝えた。……まあ、俺自身も予想はしてたが。 パチュリーさんが熟睡し、時間的には館の主が絶好調な頃。俺達のいる部屋に来客が。 「__さん……パチュリー様……起きてますかー……?」 小悪魔先輩だ。俺達のいるベッドに近づき、俺に向かって呟く。 「__さん、起きてるなら返事してください。……聞こえてるのはわかってるんですよ」 「……ばれてましたか」 小声で答える俺に、先輩はニヤリと笑った。 「……ふっふっふ。__さんさえ起きていればもうこちらのものです。……『__。あなたにかけられた禁止事項を全て解除するわ』」 ……やっぱり。パチュリーさんの声でそう言われ、俺は隣の本人にこう言った。 「……だ、そうですが?マスター」 「あら。そんな事言ったかしら」 むくりと起き上がるパチュリーさんと俺。 「ぱっ、ぱぱーぱぱぱぱーぱぱぱーぱぱぱ」 「ファンファーレの真似なら外でやってください」 「ちが、え、パチュリー様!?」 「あなたが扉を開けた時点で起こすように__に言ってあったのよ。……まったく、私の声色で__を誑かすなんて、ねぇ」 「あ、ちなみに。今の命令は有効にしますか?」 「……ええ、そうね」 両手をパキポキと鳴らしながら、パチュリーさんにもう一度聞く。 「それじゃあ、『先輩には逆らうな』って命令も消えますね」 「ええ、そうなるわ」 「え?あれ?そ、そこって普通『ならあなたを襲っても』とかって……」 「先輩、あなたは黙っててください」 先輩の意見を黙殺し、パチュリーさんに向き直る。 「それでは、マスター。今一度命令を」 「ええ。……目の前の大馬鹿こぁに対し、全力使用を『許可』するわ」 「了解しました。マイマスター」 もう一度先輩の方を向き、ニタリとねちっこい笑みを浮かべる。 「……というわけです。さあ、観念してください、いや。観念しやがれ」 「だ、だから私はただパチュリー様と__さんの仲を……」 慌てて言いつくろう先輩。……それが弁護の言葉になってるとでも? 「さあ、謳いなさい」 その言葉を鍵に、俺の口から唄が紡ぎ出る。 「……私は、ヘルメスの鳥」 「え、あの……」 「私は、自らの羽根を食いちぎり」 「ゆ、許してくださ……」 「……飼い、慣らされる」 俺の持てる力を全力開放し、先輩に射ち込んだ。 「地球の果てまで飛んで行け、この有害指定超弩級淫魔!」 「こぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」 放出魔力ならマスタースパークにも劣らない威力を食らい、派手に天井を壊して吹っ飛んで行く先輩。 「……で、__」 「はい?」 「全力開放は許可したけど、私の部屋を壊す事は許可してないわ」 天井に見事に開いた大穴を見ながら言うパチュリーさんに、俺はこう返す。 「だったら、全ての禁止事項を解除した先輩に文句を言ってください」 「まったく、そういう言い訳は……いえ、止めとくわ」 パチュリーさんは言いかけた言葉を止め、俺に抱きついた。 「……あなたのせいで寒くなったじゃない。早く暖めて」 「はい、マスター」 華奢な身体を抱き返す。……理性よ、がんばれ。この体中で感じている柔らかい感触の誘惑に負けるな。 「__、あなたは私が好きかしら?ただし、本心以外の発言は……」 「そんな事されなくても好きだと言えます。ええ、あなたを愛しています」 パチュリーさんの頭を撫でて、そう答えた。 ……一応、先輩に感謝はするべきだろうか?しなくてもいいか。と、そう思った矢先。 俺とパチュリーさんが光に包まれる。……まだ日は昇らないはず。ならば…… 「……こぁね」 「ええ。烏に告げ口したんでしょう。……命令を、マイマスター」 「人の恋路を邪魔した烏と、それを呼びこんだこぁに天罰を『許可』する」 「認識しました。……寒くなりますが、我慢しててください」 す、とパチュリーさんから離れ、俺は自分の開けた穴から飛び立った。阿呆二人に天罰を下すために。 これは余談だが、実は俺が飛び立った直後に館の主がスピア・ザ・グングニルと言う名の馬の後ろ足を撃ち込んでいたらしく、脳天に赤い槍が刺さった二人を簡単に発見する事が出来た。 烏についてはメイド長に引き渡し、盛大に料理と掃除をしてもらっている。小悪魔先輩は……言わずもがな。 そして翌日の夜、俺はパチュリーさん共々館の皆に祝福された。……その時に少々臭みのある鶏肉が出たのは気にしないでおこう。 ─────────────────────────────────────────────────────────── うpろだ200 彼女は、ぺたりと膝を床にぶつける様、座り込んだ。 両手を自らの体をかき抱くように回しながら。 ――唐突に。 「ゲホっ!?」 激しく咳き込む。 何かを吐き出すように。 内臓がひっくり返っているかのような、 悲鳴のような、咳だった。 発作だ――。 直感で悟った。 喘息の発作が起こった。 気持ちが高揚して、きっとそれが悪かったに違いない、発作が起こった。 止まらない、咳が止まらない。 息をつく暇さえなく、吐き出される息は、パチュリーの胸を締め上げていく。 もうすでに、咳の音はただの音だった。 「パチェ……」 レミリアが俺の横から一歩、足を踏み出した。 心配げに瞳を揺らして、パチュリーの方に歩き出す。 「来ないでっ!!」 それを、パチュリーの悲鳴が無理矢理にとめる。 普段の彼女からは想像もできない大きな声だった。 俺は初めから動けなかった足が、さらに硬くなるのを感じた。 唾液の絡んだ声で、パチュリーは言葉を続ける。 「…ごめんなさい……来ないで…。 優しくしないで……。 ごめんなさい……私、……勘違いしてました……」 搾り出すような声。 間違いなく、彼女の体に悪い。 心配でたまらない。 なのに、足が動かない。 馬鹿の様に俺は突っ立ったままだ。 「ごめんなさい……私が間違っていました…。 ……私が…○○に…………愛されるなんて………… 間違っていました…………っ…」 掠れた声で、パチュリーは謝り続ける。 ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい――――。 声を上げる以外に動きの無かったパチュリーが初めて動きを見せた。 すっ、と。 顔を上げる。 その表情は貼り付けたような笑顔だった。 真っ青な、生きた心地のしない顔で、笑っていた。 「私が……いけませんでした…………。 畏れ多くも……紅魔館の主…レミリア・スカーレット様……」 レミリアが息を呑む。 レミィと言わずに、レミリア様と、言った。 遠回しな、それでも明らかな、拒絶。 「……ごめんなさい…………ごめんなさい…………。 どんな罰でも…………受けます……だから…………」 言葉をそこで切る。 ぼたぼたと、涙が床を濡らしてゆく。 涙で彼女の顔はぐしゃぐしゃになっていた。 それでも、笑顔を貼り付けたまま、パチュリーは言った。 「……○○だけは…………私に……下さい…」 ───────────────────────────────────────────────────────────
https://w.atwiki.jp/tanqroku/pages/27.html
加入条件 紅魔館10階で撃破。 初期装備:魔法書、帽子 能力 HP LP AP1 AP2 AP3 腕力 器用さ 知力 敏捷 体力 精神 霊力 耐性 防御 備考 Lv.1 20 28 1 1 0 3 4 9 4 3 5 0 - 熱5 冷5 天5 地5 妖怪特効の対象 Lv.50(V1.01) 401 772 9 6 3 16 22 49 22 16 27 0 Lv.99 1500 2499 18 12 6 30 40 90 40 30 50 0 アビリティ アビリティ名 Lv. OP 効果 属性 依存パラ 範囲 溜め 消費呪力 消費AP 条件 備考 1 2 3 焦熱 1 1 魔法 知力 敵範囲 0 2 × × × なし 2 1 敵範囲 0 2 ○ × × 集熱Lv.1 3 2 敵全体 0 2 × ○ × 集熱Lv.2 太陽光線 1 1 魔法 知力 敵範囲 0 1 × × × 集熱Lv.1 2 1 敵範囲 0 1 ○ × × 太陽光線Lv.1 3 2 暗闇効果 敵範囲 0 1 × ○ × 太陽光線Lv.2 落雷 1 1 対空特効 魔法 知力 敵単体 0 1 × × × 太陽光線Lv.1 2 1 対空特効 敵単体 0 1 ○ × × 落雷Lv.1 3 2 対空特効 敵範囲 0 1 × ○ × 落雷Lv.2 クロスファイヤー 1 1 魔法 知力 敵単体 0 1 ○ × × 集熱Lv.1 2 1 敵単体 0 1 × ○ × クロスファイヤーLv.1 3 2 敵単体 0 2 × ○ × クロスファイヤーLv.2 サーマルバリア 1 1 冷熱属性を無効化する盾を作る 魔法 自身 0 0 ○ × × クロスファイヤーLv.1 2 2 冷熱属性を無効化する丈夫な盾 自身 0 0 ○ × × サーマルバリアLv.1 吹雪 1 1 敏捷ダウン効果 魔法 知力 敵範囲 0 2 × × × なし 2 1 敏捷ダウン効果 敵範囲 0 2 ○ × × 吹雪Lv.1 3 2 敏捷ダウン効果 敵範囲 0 2 × ○ × 吹雪Lv.2 烈風 1 1 対空特効 魔法 知力 敵範囲 0 2 × × × 吹雪Lv.1 2 1 対空特効 敵範囲 0 2 ○ × × 烈風Lv.1 3 2 対空特効 敵範囲 0 2 × ○ × 烈風Lv.2 異界の風 1 1 腕力ダウン効果 魔法 知力 敵範囲 0 2 × × × 烈風Lv.1 2 1 腕力ダウン効果 敵範囲 0 2 ○ × × 異界の風Lv.1 3 2 腕力ダウン効果 敵範囲 0 2 × ○ × 異界の風Lv.2 冷たい手 1 1 気絶効果 魔法 知力 敵単体 0 1 ○ × × 吹雪Lv.1 2 1 気絶効果 敵単体 0 1 × ○ × 冷たい手Lv.1 3 2 気絶効果 敵単体 0 2 × ○ × 冷たい手Lv.2 氷バリア 1 1 1ターンのあいだ射撃と冷を回避 魔法 自身 0 0 × ○ × 冷たい手Lv.1 2 2 1ターンのあいだ射撃と冷を回避 自身範囲 0 0 × × ○ 氷バリアLv.1 水弾 1 魔法 知力 敵単体 0 1 × × × はじめから 2 1 敵単体 0 1 ○ × × 水弾Lv.1 3 2 敵単体 0 1 × ○ × 水弾Lv.2 豪雨 1 1 魔法 知力 敵全体 0 2 × × × なし 2 1 敵全体 0 2 ○ × × 豪雨Lv.1 3 2 敵全体 0 2 × ○ × 豪雨Lv.2 クロスサンダー 1 1 魔法 知力 敵単体 0 1 ○ × × 豪雨Lv.1 2 1 敵単体 0 1 × ○ × クロスサンダーLv.1 3 2 敵単体 0 2 × ○ × クロスサンダーLv.2 地響き 1 1 スタン効果 魔法 知力 敵全体 0 2 × × × なし 2 1 スタン効果 敵全体 0 2 ○ × × 地響きLv.1 3 2 スタン効果 敵全体 0 2 × ○ × 地響きLv.2 振動波 1 1 体力ダウン効果 魔法 知力 敵全体 0 2 × × × 地響きLv.1 2 1 体力ダウン効果 敵全体 0 2 ○ × × 振動波Lv.1 3 2 体力ダウン効果 敵全体 0 2 × ○ × 振動波Lv.2 シールド 1 1 あらゆる攻撃を一度だけ回避 魔法 自身 0 0 × ○ × クロスサンダーLv.1振動波Lv.1 2 2 あらゆる攻撃を一度だけ回避 味方単体 0 0 × × ○ シールドLv.1 初期呪力増加 1 パッシブ 太陽光線Lv.1烈風Lv.1豪雨Lv.1 ジェリーフィッシュプリンセス 1 1 攻撃を一定回数回避 魔法 自身 0 0 × ○ × 豪雨Lv.2 2 1 攻撃を一定回数回避 自身 0 1 × ○ × ジェリーフィッシュプリンセスLv.1 3 2 攻撃を一定回数回避 自身 0 2 × ○ × ジェリーフィッシュプリンセスLv.2 賢者の石 1 1 術のコストをなくす 魔法 自身 0 0 × × ○ 落雷Lv.1豪雨Lv.1振動波Lv.1 2 1 知力上昇 術のコストをなくす 自身 0 1 × × ○ 賢者の石Lv.1 3 2 知力3段階上昇 術のコストをなくす 自身 0 2 × × ○ 賢者の石Lv.2 サイレントセレナ 1 1 魔法 知力 敵全体 0 0 × × ○ 振動波Lv.2 2 1 敵全体 0 1 × × ○ サイレントセレナLv.1 3 2 敵全体 0 2 × × ○ サイレントセレナLv.2 ロイヤルフレア 1 1 魔法 知力 敵全体 0 1 × × ○ 太陽光線Lv.1クロスサンダーLv.1 2 1 敵全体 0 2 × × ○ ロイヤルフレアLv.1 3 2 敵全体 0 3 × × ○ ロイヤルフレアLv.2 備考 最大火力はNo1?強すぎる知識と日向の少女 パッと見てまず目を引くのが、素の状態でも一線級の高い知力である。 逆にそれ以外のステータスは見るも無残というほか無いが、補って余りあるだけのものはある。 体力が病弱一般人である阿求より低く、BPで補強したとしても前衛は絶対に任せられないが、 HPとLPはそこまで低い方ではないので、装備に気をつければさほど問題にはならない。 腕力と同じくらい敏捷も低いが、これはPTによってはメリットにもなるため、気にする必要は無い。 雑魚の掃討からボスの駆逐まで、幅広く活躍できるだろう。 アビリティはほぼ全ての魔法を網羅しており、いささか豊富すぎて迷うほどの数がある。 上位アビリティを使うための前提条件も多いので、最終的にかなりの種類を覚えることになる。 ステータス画面からよく使うアビリティを上のほうに持ってくれば使い勝手は多少マシにできる。 純火力キャラだけあって、どの魔法も育てれば相当の威力になるので、 自分の好みに合わせて、バラエティー豊かな育て方を楽しめるキャラである。 なお、編成能力の「新魔法党」を発動させれば、火力は更に上がる。こだわりが無いなら狙ってみて欲しい。 育成 序盤はずっとガマンの子 近接型のアビリティを所持せず、おぼえるのもEN消費型ばかりなので1ターン目から動きにくい。 金烏玉兎集を手に入れれば格段に使い勝手が良くなるので、まずそれを狙っていきたいところ。 幸い、攻撃アビリティとして最初から覚えているのが、威力も高く終盤までお世話になる「水弾」なので、 序盤から知力に絞ってBPを振っていけば、例え武器が無くても十分戦えるのがありがたい。 またAPは増えにくいほうなので、最初のうちはLv1で止めておくべきアビリティも多い。 AP3が使える様になってからが本番なので、そこまで頑張って育てよう。 後衛とはいえ、相手によっては攻撃を食らうため、HPは並行して伸ばしていくと一撃死が少なくて済む。 精神と体力は、最終的に防御をあまり気にしなくて良いほど火力が上がるので、無視してしまっても構わない。 豊富なアビリティから選ぶべきもの 以下に、取得されやすいアビリティについてまとめる。 水弾 初期から使用可能、Lv1のままならAP消費が無く、基本攻撃として使い勝手が良い。 またどういうわけか基礎攻撃力が非常に高いため、最後まで主力として使用していける。 Lv2にあげるとAPを消費するようになり使い勝手が落ちるためLv1で止めておくのがいいだろう。 参考までに、Lv99で知力をしっかり補正した「水弾」は、雑魚敵に対して3000程度のダメージが出る。 これはLv70台の大抵の雑魚が一撃で落ちる威力である。 豪雨 初期から取得できる上、Lv1ならばAP消費無しで全体攻撃が出来るが、EN消費2がネック。 Lvを上げても威力自体そこまで高いわけではなく、あまり使う機会のない部類に入る。 ただ、「賢者の石」の前提条件なので早めにおぼえておきたいアビリティ。 地響き 優秀な全体スタン攻撃……なのだが、いかんせんパチュリーの敏捷が低いのがネック。 ただし、場合によっては「豪雨」なんかより余程使える場合があるので侮れない。 「振動波」の前提条件なので、余程変な育て方をしない限り必ずLv1はおぼえる事になる。 振動波 「賢者の石」と「サイレントセレナ」の前提条件なので、おぼえた人も多いだろう。 特に「サイレントセレナ」の条件であるLv2になると敵全体に対してLv1の「水弾」と同程度のダメージを与える。 焦熱 熱系のツリーの基礎となるアビリティ。「賢者の石」や「ロイヤルフレア」のためには必須。 ただし、Lvを上げてもそこまでたいした威力にはならない。 太陽光線 「賢者の石」と「ロイヤルフレア」のためには必須のアビリティその2。 初期呪力増加の前提条件でもあるので殆どの人がおぼえることになるだろう。威力はそこそこ。 落雷 「賢者の石」の前提条件で、Lv1ならAP消費無しで燃費も良い。 また腕装備の羽衣でダメージの強化が可能であり、その威力は「水弾」に匹敵する。 「水弾」はたまにmissが出るので、確実性を求めたいならこっちをメイン攻撃にしても構わない。 クロスサンダー 「ロイヤルフレア」の前提条件で、単体高火力アビリティ。 汎用アビリティで強化するなら、「クロスファイヤー」よりもどうせ取らなきゃいけないこちら。 Lv1で止めたままでも、最終的にはかなりのダメージをたたき出してくれるようになる。 冷たい手 パチュリーの使う「冷たい手」は、何故か早苗やチルノの使う「冷たい手」の半分程度しか威力が出ない。 Lv3まで育ててみてもLv1の「水弾」とどっこいどっこいなので残念ながら彼女にとってはお荷物なスキル。 頑張っておぼえてもいいことは無い。OPの無駄。 初期呪力増加 金烏玉兎集と同等の効果。EN消費の激しいPTならば、あると非常に便利。 サイレントセレナ Lv1ならEN消費無しの全体攻撃。発動速度が早いのか、嫌な雑魚の掃討に便利。 ただし、AP3は「ロイヤルフレア」と被る為、基本的に物凄く微妙な要らない子。 「ロイヤルフレア」が効きにくい敵に対して使うくらいか?他のキャラなら主力級の性能なのに…… 賢者の石 Lv3にすると、一回の使用に付き知力が一気に三段階上昇するという反則アビリティ。 また、一度発動すれば効果継続中は「ロイヤルフレア」もコストゼロで撃ち放題になるため超強力。 さらに「賢者の石」自体の重ねがけも出来るという、相手にとっては正に悪夢のようなスペルである。 ロイヤルフレア 画面上の敵全てを薙ぎ払うパチュリー最強のスペル。味方には当たらないので安心。 「賢者の石」と組み合わせて対ボス用の切り札的存在であり、その威力は絶大の一言。 やりようによってはメガフレアなんてメじゃないほどの大ダメージをぶちかますことも…… ダブルキャストとの相性 非常に威力の高い魔法攻撃をいくつも持っているパチュリーは「ダブルキャスト」と相性が良い。 本人が使えないので他に使えるメンバーを連れてくる事になるが、「新魔法党」がつく魔理沙が一番適任だろう。 ほかには、「想起」でスペルをコピーできるさとりあたりがベストチョイスである。 パチュリー自身の敏捷が低いため、一番最後にスペルを使う事が多く、その分「想起」はうってつけ。 二人でロイヤルフレアを連発しまくるのは非常に爽快で面白い。 なおこの「ダブルキャスト」は、魔法属性であれば何でも二重にするため、実は「賢者の石」も二重になる。 これを利用すると…… 参考資料 この日輪の輝きを恐れぬのならかかって来い! 適当にLv3「賢者の石」を重ねて撃っただけでこんな威力になる凶悪スペル、「ロイヤルフレア」。 これに以下の条件をそろえてみた。 装備とステータスはこんな感じで、かなり知力特化装備をさせ…… これに、このようなPT編成にして、「新魔法党」を発動させ、陣形ボーナスで知力を更に上げる。 次に、光属性に弱点のあるレミリアと戦闘にはいって、 1ターン目: 魔理沙→アリスにダブルキャスト、さとり→パチュリーにダブルキャスト パチュリー→「賢者の石」、アリス→決闘歌、阿求→決闘歌 2ターン目: 魔理沙→阿求にダブルキャスト、さとり→魔理沙にダブルキャスト パチュリー「賢者の石」*2、アリス→決闘歌*2、阿求→決闘歌 3ターン目: 魔理沙→さとりにダブルキャスト、さとり→「賢者の石」 パチュリー「賢者の石」*2、アリス→決闘歌*2、阿求→決闘歌*2 とこのようにモリモリとパチュリーを強化して次のターンに「ロイヤルフレア」を放ってみる。 すると…… (;゚д゚) ・・・ (つд⊂)ゴシゴシ _, ._ (;゚ Д゚) …!? それがこのざまである。 なお、これは理論上の限界には達していないダメージであり、最大ダメージはさらに伸びるものと推測される。
https://w.atwiki.jp/todoyourself/pages/31.html
パチュリー・ノーレッジ 各キャラとの対戦に於いて
https://w.atwiki.jp/musclenaisei/pages/16.html
パチュリー __,,,,....,,,_ _ ,.ヘ.__''"´ 、 .ト`>)`ヽ く \|-─< ̄ ̄八 ー' ノ、 /\ |\__./>-─''"´ ̄ ̄`' ー< ,ハ /] __ノ-‐へ/ / /|__ .! , \|‐ァ' . |__/| ,' /´| __/| /! |__ | ヽ| `! | | /‐r‐‐r└' !、」__ !`| |' | | .!/|、弋_,リ |_lj |/ ,' | | ⊂⊃ ' ⊂!__/ | | | ∠ ] ,ハ || | | ト 、., __,,.. イ ! !!. | | |ヽ-、\_|`ヽ、| || | ∧ !7\__/ム /| ,'| | |/ ヽ..レヘ.__く_八)」`! / .! ', | .,' [>l]く]ハ }| ll |{ [>l]く] ヽ| .! \」 | {| |} | ハヽ! `|, |、 }| ll |{ |__」 ヽ、__ __/ |___{| |} ! / __`ヽ. | / .! !lll|| ll |{ | ,' /r‐-、 ', | ,' | |lll|.! |} !. ! | {二 | | | i .| |lll||. ll |{ ハ | | ヽこノ/━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【パチュリー】 13歳 ♀ 人間HP1/MP99【ステータス】体力 1 知覚 55 腕力 3 魅力 61 知力 85 敏捷 38 話術 26 幸運 21 魔力 100 政治 71好きなもの:メロン嫌いなもの:死ぬこと【スキル】ファールス語 LV5 難解な古文までのファールス語の読文が可能外国語 LV5 近隣諸国の言葉を理解し、読文が可能魔法使い LV3 魔法が得意 1時間でMPが30自動回復する【魔法】リザレクション HPがなくなったとき、HPが全快になるように回復する HP1あたりMP1消費するベホイミ HPを20回復させる MPを5消費するキアリー ある程度の毒を解毒できる MPを5消費する
https://w.atwiki.jp/xboxcodsearch/pages/92.html
BXIS(テスト投稿) ・dashrash(ダッシュ)代表者 ・Vain Leopard (レパードさん) ・Colonel peppard (ぺぱーど大佐) ・mappy 256 (まっぴーくん) ・Shrewd trick (とりっくん) 23日の21時30分が参加できません。 -- (ダッシュ(管理人)) 2015-04-14 23 33 11 クランSsI (えすえすあい) KAIMAWO かいまを(代表者) FoLLesf もり Carame1 B キャラメル rirarakuma りららくま DoubleObject810 オブジェクト Sh1rleyyy しゃーりぃー Gr4sN ぐらさん FN ZeqFi じーふ -- (かいまを(SsI)) 2015-04-16 00 07 18 jLuv(じぇーらぶ) vvSlavE15xxxMK (すれーぶ)代表者 WEB SKYWALKER (うぇぶ) S2yunaS2 (ゆなぼう) zinooga (おーが) LankyBubble (らんきー) XxYUKINGxX (ゆーきんぐ) HatakeyamaBacon(べーこん) -- (すれーぶ(jLuv)) 2015-04-18 12 43 36 GokiburiMan DX (ゴキブリ)代表者 Nagisiba (なぎしばーー) VloletPeach (ピーチ) Atana (アタナ) taikoubu (たいこうぶさん) Caslle1101 (キャッスル氏) ZyuyaZ (ゆーやさん) -- (Tie(take it easy)) 2015-04-18 19 55 57
https://w.atwiki.jp/tohorpg/pages/168.html
[部分編集] 東方紅無暁コンテンツ一覧 東方紅無暁TOP キャラクター アイテム ダンジョン ザコ敵 ボス攻略 FOE攻略 攻略のコツ 小ネタ 関連ページ レミリア/パチュリー/小悪魔/博麗 霊夢/霧雨 魔理沙/十六夜 咲夜/東風谷 早苗 パチュリー・ノーレッジ 加入条件:初期メンバー 魔法の森ミスティア戦後離脱。 スペル スキル名 SP 習得レベル 効果・備考 サンライズボルト 8 3 盲目追加 アシッドパラレル 24 8 全体攻撃 SP低下追加 エレキストーカー 50 15 防御無視 ナノクエイカー 106 30 全体攻撃 眠り追加 スパイラルフォース 200 50 洗脳追加 必中 洗脳光線 60 アイテム習得 全体即死(低確率) ステータス傾向 INTとSPが圧倒的に高い。反面ATKとSPD、HPはかなり低い。 耐性 風 弱点 炎 剣を装備できない Lv HP SP ATK DEF INT SPD 1 32 55 14 18 32 16 50 640 910 300 500 700 450 総評 レミリアの友人である魔法使い。 当たり前だが魔法を使って戦う後衛タイプ。 INTが高いので魔法攻撃を中心に戦いたいところだが、このゲームはエンカウント率が高く、 普通に戦っているとすぐにSPが枯渇する。 雑魚相手には即死や状態異常などの補助効果がある武器で戦うのがオススメ。 HPが圧倒的に低いので、油断しているとすぐ戦闘不能に陥る。 レミリアのINTと違って容易に補助できるステータスではないため、ボス戦では早めに回復する必要がある。 難易度Lunatic以上では攻撃魔法以外を覚えさせるのは止めておいた方がよい。 ▲ページ上部へジャンプ TOPページへ戻る